【テアニン他アミノ酸類】お茶の成分テアニンの健康への効果とは?

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お茶の成分でテアニンを主とするアミノ酸類は、お茶のうま味と甘味を決める成分です。

お茶には、日本茶特有のテアニンやうま味の強いグルタミン酸など、たくさんのアミノ酸類が含まれています。

アミノ酸類は、玉露や抹茶・上級煎茶など、上質なお茶に多く含まれているのが特徴です。

このページでは、お茶の成分であるテアニン他アミノ酸類の効果と働きについて説明しています。

お茶のうま味と甘味を成分の点から理解し、好みお茶を選んで飲んでみましょう。

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お茶の味を決める成分テアニン他アミノ酸類とは?

テアニンとはアミノ酸類に含まれ、お茶にうま味・甘味をもたらす成分。

お茶に含まれるアミノ酸類は主に、

テアニン・グルタミン酸・アルギニン・グルタミン・アスパラギン酸・セリン

の6種類があり、これら6種類はお茶に含まれるアミノ酸の90%以上を占めています。

最も多いのがテアニンで、アミノ酸全体の約半分がテアニンなのです。

成分
アミノ酸類
テアニン 甘味・うま味
グルタミン酸 うま味・酸味
アスパラギン酸 酸味
アルギニン 苦味
その他 うま味・甘味・苦味

お茶のうま味を決める成分はテアニンだと考えられていましたが、近年ではグルタミン酸がうま味の主成分だと言われるようになっています。

テアニンは、うま味よりも甘味に関係していて、うま味成分をもたらしているのは主にグルタミン酸だという研究もあります。

お茶の種類別テアニン(アミノ酸類)の含有量は?

テアニンはお茶の成分全体の0.6~2%を占め、アミノ酸類の含有量が特に多い茶種は、玉露と抹茶です。

ここで、主な茶種別のアミノ酸類含有量を比較してみると、

茶種 アミノ酸類(%)
玉露 4.77
抹茶 5.50
煎茶 2.94
番茶 1.06
蒸し製玉緑茶 3.69
釜炒り製玉緑茶 3.55

となっています。(『茶研報』後藤哲久他著より)

最高級のお茶とされる玉露には、アミノ酸類とカフェインが多く含まれ、カテキン類は少なくなっています。

濃厚なうま味と甘味(アミノ酸類)とさっぱりとした苦味(カフェイン)のバランスの中に、わずかな渋味(カテキン)が調和して、美味しい玉露の味を生み出しているのです。

「テアニン他アミノ酸類は、上級で上質なお茶に多く含まれている」とおさえておきましょう。

お茶のアミノ酸類の分析例(%)(『日食工誌』中川致之著より)

成分 上級茶 中級茶 下級茶
アミノ酸類 2.9 1.5 1.0
テアニン 1.9 1.0 0.6
グルタミン酸 0.2 0.1 0.1
アスパラギン酸 0.2 0.1 0.1
アルギニン 0.3 0.1 0.0
その他 0.3 0.2 0.2



テアニン他アミノ酸類とお湯の温度の関係は?

テアニン他アミノ酸類は、低温のお湯でも短時間でよく溶け出すという特徴があります。

ここで、カテキンやカフェインとあわせて考えてみましょう。

温度の低いお湯で入れると、うま味・甘味が濃く(アミノ酸類がよく溶け出す)、苦味・渋味が薄い(カテキン・カフェインが溶け出しにくい)お茶になるということ。

反対に、高温のお湯で入れると苦味・渋味が増して(カテキン・カフェインが溶け出す)、強い味のお茶になります。

「うま味をしっかり味わいたいお茶ほど、低温でゆっくり入れる」のがポイントです。

お茶の成分テアニンの健康への効果とは?まとめ

テアニンの成分とアミノ酸類は、お茶のうま味と甘味を決める大事な要素のひとつです。

テアニン他アミノ酸類の効果と働きを3つにまとめると、

テアニン他アミノ酸類は、お茶のうま味と甘味を決める成分

うま味・甘味成分であるテアニン他アミノ酸類は、低温のお湯で良く溶け出すという性質を持つ

上質なお茶ほど、テアニン他アミノ酸類の含有量が多い

ということです。

お茶は種類によって、カテキン・カフェイン・テアニン他アミノ酸類の含有量が異なります。

お茶の種類ごとの含有量を考えた上で、お湯の温度と浸出時間を調整するのが、美味しいお茶の入れ方のコツです。





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