鎌倉のあじさい寺といえば、明月院(めいげついん)。
6月の満開時期に紫陽花(あじさい)を見にいくなら「鎌倉 明月院」がおすすめです。
拝観する前に「鎌倉 明月院」への行き方(アクセス)、紫陽花(あじさい)の開花状況、混雑時間などを知っておきましょう。
このページでは、鎌倉 あじさい寺「明月院」を実際に拝観した様子を写真つきでレビューします。
読むだけで内容がわかる目次
鎌倉明月院への行き方(アクセス)は?
鎌倉明月院は最寄り駅から徒歩10分。案内板を見つつ線路沿いを歩いていけば到着できる場所にあります。
鎌倉明月院へのアクセスは、JR「北鎌倉駅」で降りるのが最短ルート。
「北鎌倉駅 東口」を出て徒歩10分です。
鎌倉明月院に駐車場はある?
鎌倉明月院に駐車場はありません。
北鎌倉駅から歩いていく行き方しかありませんが、途中にある「北鎌倉古民家ミュージアム」をのぞいてみたり、鎌倉らしい住宅や風景を眺めながら歩いていれば距離を感じません。
鎌倉明月院の拝観料は?
鎌倉明月院の拝観料は、大人(高校生以上)が500円、小・中学生が300円となっています。
拝観料窓口は2つあるので、2列に並んでゆっくり進みましょう。支払いは現金払いのみです。
鎌倉明月院のあじさい(紫陽花)の見頃は?
紫陽花(あじさい)が咲く時期は5~7月ごろ。
鎌倉明月院のあじさいの満開時期は、梅雨入り後から1~2週間です。
例年どおりなら6月20~30日が見頃でしょう。
私が実際に拝観したのは6月の第一週の平日でした。
日当たりの良い場所にある紫陽花(あじさい)はきれいに色づいていましたが、満開時期の4割といったところです。
鎌倉明月院のあじさい(紫陽花)の種類は?
鎌倉明月院のあじさいの種類は、95%が「姫紫陽花(ひめあじさい)」です。
姫あじさいは花が優美ということから名付けられ、小振りで可憐な咲き方をするのが特徴。
花菖蒲・つゆ草とともに明月院を鮮やかな色に染めています。
明月院の春の花
バイモ・レンギョウ・ヒュウガミズキ・ショカッサイ・ボケ・モモ・白モクレン・紫モクレン・ヒイラギナンテン・ヤマツツジ・ユキヤナギ・カイドウ・シダレザクラ・シャガ・クロバナロウバイ・オオデマリ・ヒラドツツジ・サツキ・ホウ・ヤマブキ・ナツロウバイ・シャクナゲ
明月院の夏の花
アジサイ・ハナショウブ・ナツツバキ・イワタバコ・サルスベリ・ヤマユリ・ネム・ノウゼンカズラ・フヨウ・タマアジサイ
明月院の秋の花
キンモクセイ・ハギ・ススキ・ノコンギク・ヒガンバナ・ホトトギス・シュウメイギク・サザンカ・モミジ
明月院の冬の花
モミジ・ロウバイ・スイセン・マンサク・ツバキ・ウメ・クリスマスローズ・カンツバキ
鎌倉明月院のあじさいの見どころは?
総門(拝観料を支払う門)から山門(本堂入り口の門)まで続く参道が、一番の見どころです。
私は満開時期より前に行ったのでこの程度しか咲いていませんが、満開時期になると色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。
多くの参詣者が見落としていた穴場の見どころがここ。
本堂から休憩所までに下り道があるのですが、下り始める直前の一番高いところから総門方向を向いたときに見られる風景です。
ぜひ満開時期に訪れてみてください。
鎌倉明月院のあじさい以外の見どころは?
鎌倉明月院の見どころは紫陽花(あじさい)だけではありません。
山門(本堂入り口の門)をくぐって右を見ると、動物たちの名前が書かれたエサ箱がたくさんあります。
「小鳥用のエサ小屋かな?」と思っていたら、なんと野生のリスが現れました。
明月院では野生のタイワンリスのためにヒマワリなどのエサを置いているのです。
もしかしたら運良く出会えるかもしれません。
エサ箱が置いてあるところを道なりに進むとウサギ小屋があります。
「うさぎの宇宙ステーション ネロとユズ号」と名付けられたウサギ小屋ものぞいてみましょう。
ウサギ小屋に向かって右後ろに振り返ると猫がお昼寝していました。
人が大好きな猫の名前は「モーミン」。
多くの参詣者はモーミンに気づかずにいました。
近くに寄って写真を撮っても気にしないモーミンもまた、明月院の見どころです。
鎌倉明月院の混雑時間は?
鎌倉明月院の拝観時間は、【6月】8:30~17:00、【その他の月】9:00~16:00です。
私は8時20分ごろ明月院に着きましたが、その時点で警備員さんが「明月院 最後尾」の看板を持って立っていました。
8時30分の開門とともに、みなさんゆっくりと入場していきます。
10時ごろには参詣者でいっぱいになるので、人が入らないように紫陽花の写真を撮ることは難しくなるでしょう。
ゆっくり静かに明月院を見て回るのであれば、開門時間よりも前に着いて並ぶことをおすすめします。
鎌倉明月院の丸窓はどこ?
鎌倉明月院の見どころの一つ、丸窓。
明月院の丸窓は、本堂に向かって右側から見ることができます。
丸窓の写真を撮るための列ができているので、すぐに見つかるはず。
丸窓の先に見えるのは「本堂後庭園」で、6月だけ公開される菖蒲園が広がります。
菖蒲園の拝観料は別途500円です。
鎌倉明月院で御朱印はもらえる?
鎌倉明月院の御朱印は、本堂に向かって左側でもらえます。
御朱印をもらう人たちでいっぱいなので、並ぶ覚悟でいきましょう。
鎌倉明月院の枯山水はどこ?
鎌倉明月院の枯山水は、本堂の向かいに広がっています。
石の上に「寝転がったカエル」の置物があるので見つけてみましょう。
明月院には、このような「小さな遊び心」がたくさんありますよ。
水がめに浮かべられた紫陽花も「ある場所」にあります。
ぜひ探してみてください。
鎌倉 明月院【あじさい寺】の見どころと見頃は?紫陽花寺の拝観レビュー!まとめ
北鎌倉のあじさい寺 明月院の良いところは、境内に咲くあじさい以外にも楽しめるものがたくさんあることに尽きます。
あじさいだけで有名な寺だとあじさいの写真を撮ったら終わってしまいますが、明月院ならウサギやネコ・野生のリスを見たり、ウグイスの声を聞いたりと自然を満喫できること間違いなしです。
雨の日でも満喫できるので、家族や夫婦で訪れてみてはいかがでしょう。
鎌倉明月院の概要
住所…神奈川県鎌倉市山ノ内189 (地図)
連絡先…0467-24-3437
最寄り駅…JR横須賀線「北鎌倉駅」
アクセス…JR横須賀線「北鎌倉駅」東口より徒歩10分
駐車場…なし
拝観料…大人(高校生以上)500円、小・中学生300円 (6月限定公開「菖蒲園」500円)
公式サイト…https://goo.gl/hl4ouh
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